オーストラリアGP決勝:ブラウンGPがデビュー戦1-2!!! 

2009年F1第1戦オーストラリアGPの決勝レースが終了しました。


2009年のF1は、大幅なダウンフォースの削減、KERSの導入、スリックタイヤの復活、フロントウィングの角度変更などにより、ファンが見たいオーバーテイクシーンを増やすことにひとまず成功。予想通り、面白いレースを展開してくれました。


やはり大混戦となった開幕戦で、初優勝を飾ったのはブラウンGPのジェンソン・バトン。ポールポジションからスタートし、圧倒的で安定したレースペースで、2006年ハンガリーGP以来とナル初優勝を飾りました。

2位は、同じくブラウンGPのルーベンス・バリチェロ。バトンに比べミスは多いものの、すべてがブラウンGPに味方しているのでしょう。新規参入チーものブラウンGPは、ポールトゥーウィンに加え、1-2フィニッシュという歴史的な偉業を達成しました。

歴史的な勝利を飾ったブラウンGP。新規参入チームのデビューウィンは、30年以上前の1977年アルゼンチンGPのウォルター・ウルフ・レーシング以来になります。

3位は、ピットスタートから本来の速さを示したトヨタのヤルノ・トゥルーリ。同じくトヨタのティモ・グロックが5位。予選の悔しさを吹き飛ばす見事な走りを見せてくれました!! 山科チーム代表の涙が感動的なトヨタの開幕戦でした。
※マクラーレンの抗議が採用され、トゥルーリには、セーフティーカー導入時にポジションアップをしたという理由で25秒のペナルティが加算され、12位となります。トヨタは、さすがに抗議する模様。


4位は、昨年の2強であるフェラーリとマクラーレンで唯一完走したマクラーレンのルイス・ハミルトン。この2チームがどこまで取り戻すことが出来るのかが今後の楽しみです。


入賞したのは、6位がルノーのフェルナンド・アロンソ。7位がウィリアムズトヨタのニコ・ロズベルグ。トロ・ロッソの新人セバスチャン・ブエミが8位でポイントを獲得しました。

唯一の日本人中嶋一貴は、残念ながらスピンでクラッシュ。今年は攻める姿勢を期待していますが、攻めすぎた格好となりました。


荒れる開幕戦のハイライトは残り3周で起こりました。2番手のベッテルをオーバーテイクしようとしたクビカが接触。両マシンがダメージ、その後クラッシュ、リタイヤとなりました。謝っていましたが若いベッテルに非があるクラッシュでした。
※ベッテルに、次戦マレーシアGPでの10グリッド降格のペナルティと5万ドルの罰金を科せました。

※ブラウンGPの初優勝で終了したオーストラリアGPですが、4月14日の公聴会(ブラウンGP含むディフューザー問題)までは、結果は暫定扱いになります。


ホンダも琢磨もいない2009年シーズンですが、KERS搭載車のメリットが見えたこと、2種類のタイヤの差が大きいことにより、非常に魅力的なシーズンとなりそうな予感がします。
そして、圧力にも屈しなかったトヨタの表彰台。鈴木亜久里氏以来唯一の日本人チーム代表である、山科忠氏の涙がトヨタの本気を感じさせてくれました。


歴史的な週末となったオーストラリアGPを終え、ブラウンGPが連勝するのか、トヨタが悲願の初優勝することが出来るのか、スコールにより荒れたレースが予想されるマレーシアGPは、1週間後です。