トヨタ:トゥルーリ、またペナルティで表彰台は幻に 

オーストラリアGPで3位表彰台を獲得したトヨタのヤルノ・トゥルーリでしたが、レース終盤のセーフティーカー先導中にハミルトンを追い抜いたとして、レーススチュワードから25秒加算のペナルティを科せられ、12位に降格しました。

問題となったのは、ベッテルとクビカによるクラッシュでセーフティーカーが導入された直後で、トゥルーリが自らのミスによってコースを外れ、ハミルトンが前にでます。そして、トゥルーリはポジションを戻すため、ハミルトンを抜き返してしまったようです。

トヨタは、タイムの罰則を受けたことを不服とし、FIAの国際控訴裁判所で争う方針を明らかにしています。


以下、両チームのコメントです。
マクラーレン:マーティン・ウィットマーシュ代表
ルイスがトゥルーリの前に出たのは、トゥルーリがコースを外れて芝生の上を突っ切ったためだ。 しかしトゥルーリは、セーフティカー導入中にもかかわらずポジションを取り戻した。これはやってはいけないことだ。

トヨタ:ヤルノ・トゥルーリ
3位でフィニッシュしたのにその結果に疑義があったのは本当に残念だった。レースの最後にセーフティーカーが出たときに、ルイス・ハミルトンが僕を抜いていったんだけど、その後すぐに彼は突然スローダウンしてコースわきに寄ったんだ。だから僕は彼にトラブルが起こったんだと思ったので、それ以外に方法がなくて彼を抜いたんだ。それでもとてもがんばってくれたチームのみんなにはありがとうと言いたい。僕たちがピットからスタートしても表彰台を争えるのは、彼らのおかげだよ。

トヨタ:山科忠チーム代表
このチャレンジングな週末がこんな形で終わるなんて、本当に面白くないね。昨日もリアウィングの問題があると言われてピットレーンスタートになり、がっかりしたんだ。我々はそれに対して素晴らしい方法で応えて、クルマに本物のパフォーマンスがあることを示した。サーキットにいるスタッフだけでなく、ファクトリーのみんな、パートナー、そしてファンのみんなも含め、我がチームに関わったみんなにお礼を言いたい。今日の結果に疑義がついたことは残念だが、データと状況を調べる時間を与えてもらえるよう、すでに異議を申し立てた。


CSで見ている限り、ハミルトンが譲ったものだと思っていたのですが、違っていたようです。オーストラリアのレーススチュワードは日本のトヨタが嫌いなのでしょうか。リヤウイング違反では我慢したトヨタも、さすがに抗議しますね。

ホンダの時のように、アジア人だから、日本人だからとは言いたくないですが、ディフューザー疑惑もトヨタだけがクロになりそうで、不安です。
それでも、逆境に負けない山科忠チーム代表を中心にトヨタの活躍を期待します。